こんにちは!
僕たちは2023.4.22、福岡県新宮町に「おいしい精肉店」をオープンしました。今まで飲食店しかやったことがなかった僕たちが、精肉販売小売業にチャレンジするのは、
5年前のある出会いがきっかけです。

井俊介さん。北阿蘇の熊本県産山村で「あか牛」を育てていらっしゃる方です。
当時、牛のことを知らない僕は、ただ美味しい牛を求めているだけで
した。それまで畜産農家さんがどんな想いでどういうことをやっているかなんて考えた事もありませんでした。

どんな餌を与えて、どんな水を飲ませて、どういう環境で牛を飼っているか。その餌や水、環境が牛とその肉を食べている僕たちにどういう影響を与えているか。身体や心にどういう影響があるか。考えた事もありませんでした。

俊介さんは産山村で「山の里」という家族経営の民宿兼レストランであか牛を育ています。「山の里」は役牛だったあか牛(荷物を運んだり畑を耕すのに活躍する牛)を食用の牛に変える取り組みを阿蘇で初めてされた牛舎です。

当時、農林水産省から派遣された滝本勇治先生と、先代の井博明さんが牛舎に寝泊まりして今の阿蘇のあか牛が出来上がりました。

あか牛の特徴は赤身にあります。黒毛和牛と違って程よいサシに赤身の旨さ。

その赤身の旨さを作るのに必要なのは牧草。北阿蘇の大自然に放牧し自然と共生する。

俊介さんたちは自分たちで組合をつくりました。スイスから仕入れた牧草の種を北阿蘇で育て、刈り取った牧草をそれから1年かけて発酵させます。なぜそんなことをするのか聞いてみました。

人間も発酵食品を食べると身体の調子が良くなる。生き物は一緒なんで
す。30ヶ月後には食料になる牛へのとても深い愛を感じました。産山村はとてものどかで、日本百名水に選ばれた水源地もあり、水が本当に綺麗なところです。

「こんな素晴らしい生産者さんがもっと活躍してほしい。そのためには飲
食店だけじゃなく、一般のお客様にも触れる機会をつくりたい」。このことが精肉店をつくるきっかけです。

その後、コロナ期間中に宮崎の特選黒毛和牛「尾崎牛」の生産者さんの尾崎宗春さんと出会いました。尾崎さんからは今の和牛の現状。モネンシンという成長ホルモン剤入りのエサを食べていて、その影響がどういうものか。

食について知らないことが多すぎることを思い知りました。

知ったことを伝える。僕たちが体験したことをお客様にも体験してもら
う。美味しくても食べて不健康になるのではなく、美味しくて健康になる。

自分の身体が喜ぶものを食べたエネルギーの質をみんなにも知ってもらいたい。

僕たちは今まで飲食店に来た人には幸せを提供してきました。今回のチャレンジは家庭に幸せを届けたいと考えています。月にいちど美味しいお肉が家に届く。大切な人に美味しいお肉を届ける。美味しいお肉が届くのを家族や友人や大切な人と楽しみに待つ。人が集まる場所を飲食店以外でもつくっていきます。

毎月29日肉の日に届く「安心・安全・健康なお肉」を、お肉と一緒に幸せとワクワクを届けます。
毎月なにが届くかわからないお楽しみボックスです。
金額は税込、送料、包材込みの1万円〜です。詳細は下記フォームよりお問い合わせください。